祝! 『鬼灯の冷徹』第弐期
単行本のおまけで付いていたOADを踏まえてのアニメ化のようで、OADで初登場したキャラはそのまま前からいたかのような感じで出てくるみたいですね(もしかしたら改めて簡単に自己紹介くらいはするのかも知れませんが)。
TVアニメ版しか見ていない方は多少戸惑うかも知れませんが、基本的に一話完結型の笑いに特化したストーリーですし、弐期から初めて見る方でも割合すんなりと物語に入って行けると思います。
私は一期のアニメを見てから原作を読んだのですが、原作を知った上でアニメを見てみると原作の方がテンポが良くて、原作者さんの偉大さを痛感しました。
アニメではほとんど笑えなかったのですが、原作は読んでいると一冊に必ず一度は笑ってしまうんですよね。
ギャグセンスのない私にとっては、何とも羨ましい才能です。
ちゃんと個々のキャラが立ってるからこその笑いだと思いますが、やっぱり鬼灯さんはいいですね。
タイトル通りの冷徹さで閻魔大王のお尻を叩いて働かせたりしてますが、実は「鬼灯」という名前は「丁(召使い)」と呼ばれていた鬼灯さんを気の毒に思った閻魔大王が付けてくれた名前で、ああ見えて閻魔大王に凄く感謝してるんだろうなと、勝手に鬼灯さんの心情を想像してほっこりしていたり。
きっと鬼灯さんは閻魔大王の人柄の良さを買っているからこそ、徹夜してでも頑張って閻魔大王を補佐し続けているんでしょうね。
でも、正直なところもう少し休んで欲しいとも思います(笑)。
地獄も現世のような裁判システムにしたら、鬼灯さん達の負担も大分減りそうな気がするのですが。
今の地獄の裁判システムだと、閻魔大王は結局全部の亡者を最後に自分で裁かないといけないので、現世の人口が増えれば仕事量が増大してパンクするのは避けられませんからね。
地獄の仕分けも大事ですが、鬼灯さんには是非とも裁判システムの見直しを進言したい所存です。
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