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我ながら珍しい

今Gyaoさんで『BLOOD+』というアニメが期間限定で無料配信されています。

小夜ちゃんという女の子がハジさんというお兄さんをお供に翼手(よくしゅ)と呼ばれる怪物をバッタバッタと倒していくアクションものなのですが、このアニメを見ていて物凄く久々に男女のラブシーンを見ていいなあと思いました。

第1話でハジさんが自分の血を口移しで小夜ちゃんに飲ませて、その能力の覚醒を促すシーンがあるのですが、そのシーンに仄かに萌えを感じた次第です。

小夜ちゃんにキスするつもりは全くなくて、ハジさんが一方的にちゅっとする感じだったのですが、そのちょっと強引な感じにときめきました。

別に「憧れの恋愛シチュエーション」とかありませんし、男女がきゃっきゃしている姿を見ても基本的にスルーなので、自分で自分にびっくりでしたね。

多分ハジさんに疾しいところがなく、単純に事態を打開するために小夜ちゃんにキスしたというのも自分的に良かったのではなかろうかと思います。

恋愛感情が絡むと綺麗に見えなくなるところがありそうですし。

まあ、もし自分が小夜ちゃんと同じ立場で見ず知らずの男性にいきなりキスされたら、萌えるどころかブチ切れると思いますが(笑)、見ているだけなら多少の強引さもいい気がします。

 

 

とまあ、私が萌えたシチュエーションはそんな感じなのですが、世の女性はどんなシチュエーションにときめくんですかねえ。

いつの世も女性のお姫様願望は変わらないと思うので、「白馬の王子様が迎えに来てくれる」辺りは女性にとって鉄板のシチュエーションなのではと思いますが、私としては「そんなにいいかなあ?」と首を捻りたくなります。

だって、王子様だの大金持ちの御曹司だのと結婚したら絶対大変ですよ!

パーティーだ何だと付き合いも多いでしょうから、最低限のマナーだけでなくその他諸々の細かいことにまで妻として相応しい対応を求められるでしょうし、外国の方と接する機会も多いでしょうから英語くらいできないと話にならないでしょうし、考えるだけでうんざりしてきます(笑)。

ただ綺麗に着飾ってにこにこ贅沢していれば済むのはお伽話の中だけで、それなりの社会的地位にある人物の伴侶になろうと思ったら、相応の苦労は付いて回るでしょう。

「妻は只の飾り同然で横で綺麗に笑ってさえいればいい」という方針の旦那さんなら楽だと思いますが、その場合は年を重ねたら確実に捨てられますしね。

どちらにしても茨の道なので、私などは面倒だなあと思うのですが、人生における最優先事項がお金なら玉の輿を狙うのもいいのでしょう。

ただ、そういう人達に選ばれるためには原則として様々な意味でレベルの高い女性になっておく必要があるでしょうし、そこまで頑張って尚且つその先の人生ももっと頑張らないといけないと思うと、あまり割に合わない気もするのですが。

元々向上心に溢れていて、知識や教養を身に付けるのが苦でないタイプの人なら話は別でしょうけどね。





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