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大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます

こんばんは、お久し振りの佳景です。

年が明けてから一月近く経ってしまいましたが、あけましておめでとうございます(遅)。

新年早々ノベル大賞さんに二作応募して執筆に一区切り付いたので、今は新作の資料を読み込んだり、構想を練ったりしていますよ。

先日、息抜きに『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行ったりもしましたが、とても面白かったです(以下ネタバレがありますので、ご注意下さい)。

『THE FIRST SLAM DUNK』は、世代でなくてもタイトルは聞いたことがあるのではないかというくらいの、伝説的バスケットボール漫画を原作にした劇場版アニメーション作品ですよ。

テレビアニメ版とは声優さんも違いましたし、コメディータッチなところもなくて、ひたすらシリアスだったので、テレビアニメ版がお好きな方には「……」な仕上がりだったかも知れませんが、個人的には楽しめました。

今回スポットが当たっていたのは、主人公の桜木花道君ではなく、先輩の宮城リョータさんだったのですが、お父さんとお兄さんを亡くして悲しむ宮城家の皆さんが、時にバラバラになりそうになりながらも、それぞれに悲しみと向き合い、失った家族の思い出と共に生きて行く様が美しかったです。

私はスポーツ全般があまり得意ではないので、バスケットを心の支えにして頑張るというのはピンと来ないところもあったのですが、リョータさんのようにとても辛い出来事をスポーツで乗り越えて行くという方はきっと世の中にはたくさんいるのでしょうし、スポーツの尊さを感じました。

山王というとても強いチームとの試合の合間に、リョータさんの回想がちょくちょく差し込まれるので、ちょっと没入感を阻害された気もしますが、どちらが勝ってもおかしくない白熱の試合は息を詰めて見てしまう程見応えがありましたし、観終わった後にとても満足感があって良かったです。

青春と言うと、爽やかなものをイメージされる方が多いと思いますが、リョータさんのような悲しみを帯びた青春も心を揺さぶるものがありますね。

いろいろな点で見応えのある、いい作品だったと思います。



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