何故そこまで顔とドリル
最近『天元突破グレンラガン』というアニメの劇場版(とは言ってもTVシリーズのダイジェスト的なもの)がTVで放送されたので、録画して見てみました。
TVシリーズは再放送で全部見たのですが、相変わらずドリルと顔面に特化した、独特な巨大ロボットアニメでしたね(笑)。
主人公のシモン君の仕事道具もドリル。
ロボットを起動させる鍵もドリル。
シモン君が乗る巨大ロボットの武器もドリル。
巨大ロボットは気合いで動かし、気合いだけで合体までしてのけるという素敵に適当な仕様です(笑)。
そして何故か頭の他に胸にも顔が付いた巨大ロボットの通称は「ガンメン」。
顔は1つで十分だと思うんですけどねえ。
確か『ガンダムOO』でも胸に顔が付いたガンダムが出てきて、「おー、ガンメンだー」などと言っていた記憶があります(笑)。
ガンダム、ここのところゾイドもどきが出てきたり、金ピカ成金主義ガンダムが出てきたり、最早何でもアリの感があるのは気のせいでしょうか。
シリーズを続けるって大変だなとしみじみ思います。
それはさておき、やはりカミナさんはいい味出してましたね。
相変わらず暑苦しいくらいの熱血漢で、お馬鹿さんでした(笑)。
いきなりもう一体のロボットを自分が乗るロボットに突き刺して「合体!」とやるシーンとか、初見でないにも関わらず笑ってしまいましたね(笑)。
結果的にはちゃんと合体できたので、結果オーライというやつですが。
弟分のシモン君をグイグイ引っ張っていく頼れる兄貴分な彼ですが、実は頼っているのはカミナさんの方だったりして、ちょっぴり意外な一面もありました。
彼を慕って大勢の仲間が集まってくるくらいカリスマ性に溢れる人なので、途中で死んでしまうのが惜しいですね。
その死をシモン君が乗り越えるところは、アニメ版より好きでした。
ヒロインのニアちゃんを助けようと必死になっている姿は、序盤とは比べ物にならない程逞しかったです。
時間の都合で一部カットされていたのか、仲間が何の説明もなくガンガン増えていたりしましたが、TVシリーズでは見られなかった四天王全員とのバトルは見応えがありましたし、なかなかの出来でした。
まだ続編があるので、そちらも機会があったら見てみたいと思います。