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今更感が凄いですが

去年の十月くらいから、『モノノ怪』が私の中でじわじわときています。

より正確に言うなら、『モノノ怪』の主人公の「薬売り」さんというお兄さんがじわじわと来ています。

『モノノ怪』は二〇〇七年に放送されたオリジナルアニメで、「薬売り」と名乗る謎めいた行商人の男性が退魔の剣でモノノ怪達を斬っていくホラー作品なのですが、放送当時に見ていた時には「声が櫻井孝宏さん(『FFⅦ ADVENT CHILDREN』等でクラウドの声を当てている方です)でかっこいいなあ」とは思いつつも、絵柄が独特だったこともあって特にハマることはなかったのですが、今更「この人いいなあ」と思ってPixivさんでイラストを探したりしていますよ、ええ。
 
きっかけはニコニコ動画さんに投稿されたMMD(Miku Miku Danceの略だそうです)で、名前からして元は初音ミクちゃんが歌に合わせてダンスをする動画が主流だったのでしょうが、今はいろいろなジャンルを好きな方がいろいろなキャラクターの動画を上げていらして、中にはプロかと思うようなクオリティの高い動画もあったりします。

私はあまりMMDは見ない人ですが、主に『鬼灯の冷徹』のMMDで活躍されている「べじたりあん」さんという方の動画は好きでよく見ますね。

MMDの動画ってアニメみたいなベタ塗り感のある色調のものも結構多かったりしますが、「べじたりあん」さんの動画は色合いに深みがありますし、背景や衣装や小物がとても凝っていて綺麗な上に、動画にストーリー性があり、演出もとてもセンスが良くて、下手な歌手のPVより素敵なんですよ!

ただキャラクターを踊らせるだけでも大変だと思うのですが、『鬼灯の冷徹』に限らずいろいろな作品のMMDを短期間で上げられていて、いろいろな意味で凄いです。

少し前からキャラクターも自作されるようになったようで、私も「あんな才能があったら、魔王を作って動かしたり、踊らせたりするのになー」と羨ましく思わずにはいられません。

私、小説を書く時はいつも頭の中にアニメが出来ていて、それを文章にしていく感じなので、作中で二度ばかり魔王を踊らせた時も「これを映像化したい……!」と思いながら書いていましたし。

「できなくても、いつかチャレンジするだけでもしてみたいなー」とも思うのですが、演算をする必要があるというのを聞いてしまうと、数学が苦手な私としてはなかなか手が出ない訳ですよ(涙)。

悲しい文系人間の私です。

まあ、それはさておき、話を「べじたりあん」さんに戻しますと、「べじたりあん」さんは去年の九月下旬、『モノノ怪』のMMDをアップされまして、アニメ本編にはない黒い洋服姿で華麗に踊る「薬売り」さんのかっこよさにすっかりやられてしまい、最早何回再生したかわかりません。

他の「薬売り」さんも見たくなって、ニコニコ動画さんで他の方が上げた『モノノ怪』MMDもあれこれ見てみたりしましたが、昨日とうとうPixivさんでイラストまで探し始めました。

原作は二〇〇七年の作品ですが、アップされた日付を見ると、二〇一八年のものもちょいちょいあったりして、「根強い人気があるんだなあ」と思いつつ先程Wikipediaさんを見てみたら、漫画が二〇〇八年に、その後間を開けて二〇一四年から二〇一七まで刊行されていたようなので、その影響もあるのでしょうね。

アニメ本編は全部見たのですが、内容をほとんど覚えていないので、今度また見てみようかなと思います。



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