緑川ゆきさん原作の『夏目友人帳』のアニメ、第五期の放送が始まりました。
夏目貴志君という男の子が、たくさんの妖達から奪った名前を書いた「友人帳」なるものを亡くなったお祖母さんから受け継いだことで、たくさんの妖怪達と触れ合う中、少しずつ成長していく物語なのですが、優しい気持ちに溢れていてとても好きです。
人間にはなかなか見付けてもらえない妖が、それでも優しくしてくれた人に会いたいと願うひたむきさや、ちょっと言葉を交わしただけの人を気に掛けてあげられる優しさといった、ファンタジー設定を活かした心の交流にとても感銘を受けました。
「自分がずっと書きたかったのは、こういうものだったんだ」ということに気付かせてくれた、私にとってはとても大切な作品です。
知ったのは第一期のアニメ放送の時で、切なくて綺麗な物語をすっかり気に入り、原作を買い揃えてしまったくらいで、五期の放送もとても楽しみにしていたのですが、やっぱりいいですね。
ちょっと郷愁漂うBGMとか、優しい雰囲気の絵とか、今までと変わらない感じがとても懐かしくてほっとしています。
もう二話まで見たので、最終回まであっという間だと思いますが、最後まで楽しく拝見したいです。
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