首がねじ切れそう
城に小説を運び込む時は、基本的に読み返しながら全文打ち直すことにしているのですが、現在Fantasyの部屋で連載中の『王様と私』は我ながら相当読み難いです(笑)。
ファンタジーというのは世界観の説明をどこでどの程度の説明を入れるかが結構難しいのですが、何やら説明が重複していたり、無駄に長かったり不用だったりと、かつての自分の駄目さ加減がよおおおおぉぉくわかりました。
かつての自分は何を考えてこんな文章を書いたのだろうと、首を捻ること頻りです。
このまま首が回転したら、もうちょっとしたホラーですね。
某悪魔祓い映画では首が横に360度回転していましたが、縦回転というのはなかなか新しいかも知れません。
しかし、あの不気味なパフォーマンスには人をビビらせる以外の効果が何かあるのでしょうか。
まさか首を回さないと本来の力が発揮できないとも思えませんが、異種族相手に人間の常識は通用しないでしょうし、悪魔にとっては何か意味がある行動なのかも知れません。
私には単純に人間を怖がらせて喜んでいるだけにしか見えませんが。
多分人間がびっくりしたり怖がったりすると、ますます調子に乗ってブリッジで階段を駆け下りたりするのでしょうが、悪魔のパフォーマンスに動じることなく「だから何?」と白け切った口調と表情で言えば、案外あっさり飽きて退場してくれそうな気もします。
何ともお手軽な悪魔祓いですね。
効果の程は定かではないですが、銀幕の中で悪魔と戦わなければならなくなった皆さんには是非一度試して頂きたいものです。
何だか話が逸れたので、この辺で元に戻しましょう。
一応『王様と私』の次に書いたファンタジーでは説明のコツが掴めた気がしたのですが、現在執筆中のファンタジーではまたもや苦悩しています。
尤も「どこでどの程度の説明が必要か」ということではなく、単純にライトノベルではないレーベル向けのしっかりした設定を練るだけの技量が不足しているといった感じですが。
ライトノベルとは頭の使いどころが違うので、久しく使っていない頭がミシミシ言ってますよ、ええ。
「何故そのキャラはそんなにも不幸続きなのか」「属性だからですよ」なんてやり取りであっさり片が付くライトノベルが恋しいです。
しかし、私の中でライトノベル離れが始まって久しいこともありますし、何より自分の可能性を広げるためにもライトノベル外のレーベルにチャレンジすることにしました。
規定枚数の下限である360枚には届いているのですが、いろいろ細かいところを書き直しているせいで、なかなか第1稿が終わりません。
何とか夏までにはちゃんと形にしようと思います。