限界を超える!
『DISSIDIA』のクラウド調で気合いを入れて、C★NOVELSさんへの投稿作を執筆中です。
現在400字詰め原稿用紙換算343枚まで書き進んだところなのですが、終わる気配が微塵もなく、これまでの最高記録360枚を超えることが確実になりました。
規定枚数の下限が400字詰め原稿用紙換算360枚なので、まだ最低ラインにすら届いていませんが、この調子だと人生初の400枚越えになりそうです。
それどころか上限の480枚に迫る勢いでページが増えるかも知れません。
書いても書いても、クライマックスの戦いに辿り着かないんですよねえ……。
正直気が遠くなりそうですが、何とか頑張ろうと思います。
ところで今回、初めて映画というものを参考にして戴冠式のシーンを書きました。
これまではずっと写真や絵画を参考にして書いてきたのですが、そのやり方にも流石に限界が来ました。
『王様と私』でも戴冠式(?)は書きましたけど、あれってかなり適当に済ませてしまったので(笑)、特に資料を探したりもしませんでしたしね。
ずーっと昔には魔王自身も戴冠式ないし、それっぽいものをやったことがあると思いますが、それもひどくあっさりしたものだったのだろうと思います。
宗教に王位継承の正当性を保証してもらう必要もないですし、王に相応しい自分を演出する必要もないですし(魔王の手下にとっては強さがその証明となるので)、何より魔王は配下の前に姿を晒すのがあまり好きではないので、本当に只の顔見せと言うか、バーン!と登場して王宣言して終わりという感じかなあと。
今回もそんな適当な感じで済ませられたらどんなにか楽だろうと思いましたが、それをやると雰囲気がぶち壊しになること請け合いだったので、泣く泣く断念しました。
とりあえずネットで調べてみたのですが、大まかな記述はあっても人々の細かい台詞や動きがどうしてもイメージできず、図書館に行ってもそういった本には出会えず、仕方なく戴冠式のシーンがある某洋画をレンタルしてきましたよ。
映画に出てくるのはイギリスの戴冠式だったのですが、実は私が書いている国のモデルはフランスだったり(笑)。
しかも時代が300年くらいずれていてあまり参考にならないかもとも思いましたが、そっくりそのまま書く訳でなし、とにかく雰囲気がわかればいいやーと、思い切って借りてきました。
私、見たものを言語化するのに結構な時間がかかる人なので、描写だけに何時間もかかりましたが、何とかあらかた書き終わりましたよ。
もうちょっと早く表現が出て来てくれるといいのですが、急ぐと陳腐過ぎる表現だらけになってしまうので、あきらめてそれなりの時間を割くことにしています。
後になって「何これ! 使えなさ過ぎる!」と書き直すよりは時間が短くて済むのではないかと思うのですが、どうでしょうね。
できればもっと効率のいい書き方をしたいものです。