萌え上がれ×3 ガンダム
NovelのFantasyにて現在連載中の『王様と私』ですが、やっと神と魔王のキスシーンに辿り着きました。
随分前に「そういうシーンがありますよー」と予告したような気がするのですが、それからもうかれこれ半年以上経っていると思います。
1話がせいぜい400字詰め原稿用紙換算5枚程度なので、400字詰め原稿用紙換算250枚を越える長編ともなると、1年程連載が続くことになりそうですね。
進みが遅くて何とも恐縮ですが、もう暫くお付き合い頂けると幸いです。
さて、話を神と魔王のキスシーンに戻しましょう。
奴等は人間に置き換えるとキスよりもっと凄いことをたくさんしていたりするので結構今更な感じですが(笑)、神と魔王は大概テレパシーで話していて、お互いの仮の姿を前にすることはあまりないので、自然と順番がおかしいことになりました。
どうせ姿なんて変幻自在のアメーバーのような連中ですから、あの行為に「唇の形をした部位を触れ合わせた」という以上の意味はないのですが、それだとあまりに味気ないので、ちょっと色っぽさが出るように書いてみたつもりです。
交際している訳でもなければ好き合っている訳でもなく、もしかしたら友達ですらないかも知れないような間柄でキスとか言うと、俗に言うところの「セックスフレンド」みたいですが、親愛の情を明らかに過剰に表現してこそ萌えが生まれると全力で思っている人なので、こういうのは大好きですよ(笑)。
私の場合、寧ろ愛情があった方が白けると言うか、愛情寄りの友情に激しく萌えるもので、ついついこういった説明が面倒な関係を書きたくなってしまうんですよね。
正直「キス程度では生温いわ!」と思いますが、一応少女向けライトノベルの新人賞の投稿作だったので、かなり自重しました。
仮にもヒロインを差し置いて外見上男同士のキスシーンがある辺り、いろいろ間違っている気がしますが。
神と魔王でなくてもいいですから、またガンダムのように萌え上がれるシーンを書きたいですねえ。
今書いている小説は男女の友情ものなので、少年同士のラブな友情にかなり飢えてきているのでした(笑)。