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ひぐらしのなく頃に終わらせたかったのに

NovelのThe Present Time収録の『ひぐらしの残すもの』は、島みやえい子さんの「ひぐらしのなく頃に」を聞きながら、蝉が鳴きまくる公園を歩いて考えたお話です。
とにかく何か季節物を書きたいなあと思い、「夏って言ったら何だ、ひぐらしだ」ということで、ああいう話になりました。

PCゲーム版『ひぐらしのなく頃に』の怖さが、未だに忘れられない私です。

肝心のお話はホラーな感じではないですが、とにかく「ひぐらし」という言葉が使えて嬉しかったですね。

でも実はあれ、ひぐらしが鳴きまくっている8月中にお披露目する予定でした。

夏コミ配布予定だった無料配布本に載せた後で、城に置くつもりだったんです。

ですが、『FFⅦ』原稿に時間を取られまくった結果、無料配布本どころではなくなり、新人賞応募原稿の執筆予定はずれ込む一方。

最近漸く一次創作にスイッチが切り替わったのですが、駄目押しするためにも魔王達について書いてみようと思います。

いきなりで何ですが、第一話の描写で些細なミスがありました。

主人公の少年、手首に包帯を巻いていたのですが、その設定をころっと忘れて第一話を書いてしまい、物語を完結させた折に一行書き加えましたー(笑)。

本当に何やってるんでしょう、自分。

自分で作った設定なのに(笑)。

何だかだんだん気が滅入ってきたので、大好きな魔王の話に移りましょう。

Science Fictionの作品ではポニーテールにしている魔王ですが、今回はヘアピンで髪を纏め上げてみました。

リボンだのヘアピンだの、外見上のこととはいえ男性キャラとは思えないものばかり頭にくっ付けている魔王ですが、別に苛めている訳ではありません。

遊んではいますが(笑)、これには一応理由があって、中性的な感じにしたいからです。

奴には性別がないので、最初は姿形自体も無性体にしようかと思ったのですが、男の人の方が書いていて楽しいので、外見だけは男にしたんですね。

男でも女でもないより、男の方が強そうに見えますし。

でもくどいようですが、奴は男ではないので、あまり男っぽくしたくなくて、髪を長くしてみたり、爪を黒くしてあたかもマニキュアを塗っているかのようにしていたりします。

お出迎え絵のような引き摺る程裾が長い服も、ドレスのようなイメージで着せていますね。

歩く時にはどこぞの貴婦人のように、優雅に裾を捌いて歩いてくれることでしょう。

早くそういうシーンが書けるお話を書きたいものですが、いつになりますかねえ……。

今書いている250~300枚のお話は、ファンタジーではありますが、魔王はいませんし。

とりあえず少しでも早く書き上げて、優雅に裾を捌いて歩く魔王を書きたいと思います。






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