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その声は、最早凶器

いきなりですが、私の実家はラジオの電波の入りがあまり良くないところなので、FMはともかくAM放送はひどいノイズ混じりなんです。

「何言ってんだか聞き取れん!」ということも少なくなく、それがストレスになって久しくラジオ放送を聞いていなかったのですが、最近Webラジオにハマりました。

ノイズが入らない!

声優さんの美声がクリアに聞こえる(結局それか)!

ということで、やたらめったら好きな漫画や小説関連のラジオや好きな声優さんのラジオを聞いています。

『ADVENT CHILDREN』等でクラウドを演じた櫻井孝広さんとか、同じく『ADVENT CHILDREN』等でセフィロスを演じた森川智之さんとか、『三千世界の鴉を殺し』でサラディン・アラムートさんを演じた三木眞一郎さんとか、『夏目友人帳』で主人公の夏目貴志君を演じていらっしゃる神谷浩史さんなどがやっていらっしゃるラジオをよく聞きますね。

特に神谷さんが新谷良子さん(『ギャラクシーエンジェル』のミルフィーユ・桜庭役等)と喋っていらっしゃる「さよなら絶望放送」がお気に入りです。

お2人の掛け合いもさることながら、番組の最初と最後にリスナーさんが考えたミニドラマやお別れの挨拶を読んでくれるところが楽しいので。

小林沙苗さん(『破天荒遊戯』のラゼルちゃん役等)と三木眞一郎さんがパーソナリティーだった「破天荒Radio」もコーナーが面白かったですね。

遠藤海成さん原作の『破天荒遊戯』のアニメ化に伴って始まったラジオ番組なのですが、タイトルそのままに破天荒な人達に関するメールを募集していたりして、聞き応えがありました(笑)。

破天荒ぶりでは私の父もなかなかいい線を行っていると思いますが。

父はアメリカの大学やIMFを渡り歩いた自称「天才」で、日本に帰ってきたら帰ってきたで、私達に何の相談もなく別荘をぽんと買ったり、ボートを買おうと言い出したりして億に迫る勢いの借金を背負ってみたり、見ず知らずの人とでも友達のように振る舞える高いコミュニケーション能力のおかげで世界のあちこちに友人がいて、定年後は彼らの家を渡り歩きたいなどと言っている無駄にインターナショナルで行動力に富んだ人なので(笑)。

ひたすらインドア派で、友達なんて数える程しかいない私の父とも思えない人ですが、法律的にも遺伝子的にも間違いなく親子です。

「何でタクシー止まんねえんだよ!」とブチ切れ、タクシーの前に飛び出して蹴りを入れようとしたところを「そんなことしたら乗るのがタクシーじゃなくて救急車になっちゃいますよ!」と止められたという三木さんには負けると思いますが(笑)、意外と身近にも漫画みたいな人っているものですね。

立派にネタになりそうです。

既にもう何人かネタにしてますしね。

今Fantasyの部屋で連載しているお話に出てくる劇的に方向音痴なディズさんは、高校時代の友人であるまろさんがモデルです。

彼女は頭が良くて記憶力もいい筈なのに、何故か校舎の中でさえ真剣に迷子になりそうな程の方向音痴だったので、思わずモデルにしてしまいました(笑)。

方向音痴故に勝手にどんどんピンチになっていくディズさんは、話をさくさく転がしてくれるのでとても助かりました。

ありがとう、まろさん!

執筆が予定よりかなり遅れているので、自分自身に鞭打って頑張ろうと思います。





 
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