これは、お前の物語だ
第4回の小学館ライトノベル大賞・ルルル文庫部門に投稿してきました。
第4稿まで頑張って、400字詰め原稿用紙換算302枚の作品になりました。
漸くキャラクターと物語の流れが確定して、キャラクターの肉付けが終わったのが〆切のわずか4日前です。
約3ヶ月前に『夏の誓い』を書いた時には、第1稿からある程度ちゃんと書いていたものですが、我ながら気合の入り方が全然違いますね(笑)。
次に何を書くかはまだ決まっていませんが、今度長編を書く時にはまたBLっぽいものにしようかなと思います。
なまじ頑張ってちょっとした謎とか書いてしまったので、頭が無駄に疲れました。
それでも一つどうしても思い付かないことがあったので、人様に思いっ切りアドバイスを求めましたが(笑)。
タイトルになっている『FFX』のアーロンさんの台詞が「だから自分で考えろ」と翻訳されて頭を過ぎったものの、今度ばかりは無理でした。
自分の頭の固さにちょっと落ち込みましたが、これまで何とか自力で頑張ってきただけ上出来と思っておくことにします。
高森さん、どうもありがとうございました。
提示して頂いたスモーク作戦をヒントに、どうにか〆切を乗り切ることができました。
流石、明晰な頭脳をお持ちの方は建設的な意見を提示して下さいますね。
何かの時にはまたよろしくお願いします(おい)。
今回の作品は、妹には「ミステリーなのか何なのかよくわからない」と言われてしまいましたが、もしかしたらこの作品を書いたことで新たな引き出しが増えたかも知れないので、これはこれでいい経験になったと思います。
私にしてはちゃんとライトノベルっぽく書いた方ですし。
尤も、学者が結構幅を利かせている時点で「何か違う」と思わなくもないですが(笑)、ついついそういう人を書きたくなってしまうんですよね。
知的な人が好きなので。
ちなみに、知らなくていいようなことまで知ってしまい、絶望したり発狂したりするような人はもっと好きです。
神に畏怖の念を覚えたり、自身の存在の曖昧さや孤独にどうしようもなく苦しんだりするような精神活動って、とても素敵だと思います。
そういうのって、人間ならではのものですし。
今回もできれば天才的な学者の狂気を前面に押し出して書きたいなと思ったのですが、全体のバランスを考えて自重しました。
いつかどろどろの狂気を真正面から書いてみたいです。
そんな風にインテリに並々ならぬ拘りがあるせいか、私の文章は妹に言わせると妙にお高く留まっているらしいですね(笑)。
知らず知らずの内に頭良さそうな文章を目指そうとして、自爆しているのかも知れません。
詩的な文章が好きなので、ファンタジーの時にはちょっと気合いを入れて頑張っていたりしますが、それが良くないのでしょうか?
文章を書くって難しいです。