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Good to see you……Cloud

こんにちは。

題名は『FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN』で、二年前に主人公・クラウドに倒されたくせに何事もなかったかのようにアドベント(再臨)したセフィロスの台詞の英訳です。

『FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN―REUNION FILES―』より抜粋しました。

ちなみに日本語の台詞は、「久しぶりだな、クラウド」。

英語になっただけで、彼が妙にフレンドリーな人になったようでちょっと笑えます(笑)。

この台詞をタイトルにした理由は、かれこれ半年以上のブランクを置いて久々にクラウドを書いたからです。

その第一稿が、今朝完成しました。

書き終わってから「久しぶり」はないだろうな感じですが(笑)、ホームページ用原稿もあって、「やあ、久しぶりだね。クラウド」なんて挨拶をする間もなくがしがし筆を進めていたので、今になってやっと余裕ができたんです。

現在第二稿の途中ですが、現在400字詰め原稿用紙換算47枚の作品となっています。

「大体30~40枚くらいのお話かな」と思っていたのですが、予想より10枚近く増えましたね。

濡れ場に思ったよりページを食って、あの辺だけで10枚も費やしてしまいましたし。

そんなこんなで枚数が伸びて、気が付けばこの間コバルトさんに送った作品の半分の分量になっていました。

一体何をそんなに一生懸命書いてしまったのでしょうか(笑)。

我ながらそこまでできた自分の愛にびっくりです。

いつもより全然早く書けましたしね。

まあこれは、重苦しいテーマがなかったおかげでしょうが。

私って結構難しいテーマに挑んでおきながら、大雑把にしかオチを考えない人なので、どうやってその落とし所に持って行こうか、いつも途中で悩んでしまうんですよね(笑)。

予めちゃんと決めてから書けばいいだけなのですが、実際キャラクターを動かしてみないと掴めないところもあったりするので、結局毎回テーマに関わる大事なシーンで右往左往する羽目になるんです(笑)。

その点、今回は楽でした。

今回は「ザックスとクラウドの関係を書く」という、単純明快なテーマだったので。

とはいえ、絶対濡れ場を入れるという縛りを作ってしまっていたので、そこが苦労のしどころでした。

初めは「濡れ場を入れる必然性のある話」を考えていたのですが、どうにも思い付かず、発想を変えて「ザックスとクラウドの友達とは明らかに逸脱した関係」を書くことを主眼とすることに。

切り口としてはNovelのFantasyに収められている『恋に似ていた』と同じですね。

ああ、ワンパターン(笑)。

ですが、人間バージョンはまたいろいろと勝手が違って難しかったです。

もう、何をどう書けばいいのか全然わからず、パソコンの前で「ぐあああ! 濡れ場なんて入れるんじゃなかった!」と激しく後悔する羽目になりました(笑)。

ですが、濡れ場を書いている時はちょっと自分の成長を感じられて嬉しかったですね。

以前は「土偶のような体型でエアロビをしようとするんだけど、足が上がらなくてどうにもならないおばさん」のような苦しみを味わいましたが(笑)、今回は割とすんなりテンポの変調ができた気がするので。

ですがどうしてもプロの方程の盛り上がりを作ることができず、試行錯誤中です。

お披露目の時にはもう少しマシなものをお見せできるように、頑張りたいと思います。





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