年齢相応って何だろうと思います
今回はセフィロスとザックスのお話で、セフィロスが主人公です。
現在400字詰め原稿用紙換算で10ページ程書き終わりましたが、まだオープニングさえ終わってません。
目標は30~40ページなのに、この分では50ページの大台に乗っかっても終わらない気が(笑)。
それはまだいいのですが、こう長い枚数で20代の人のモノローグを延々と書くのは初めてなので、ちょっとどきどきしています。
私、10代以外の人のモノローグがまともに書けないらしいので(笑)。
『恐怖のカップラーメン』では「お年寄りの練習をしよう」とおじいさんを主人公にしてみたのですが、妹には「お年寄りにしては若すぎる。あさのあつこさんの『バッテリー』でも読んで、お年寄りを学べ!」と言われてしまいました。
言われて素直に本を開くこと暫し、「枯れた感じが足りないのかな」ということに気付いて、「枯れろー枯れろー」と呪いのように繰り返しながら書き直したら、辛うじてOKをもらえたという具合で、まだまだ修行が足りない私です(涙)。
なので、「どうすればちゃんとセフィロスが20代に見えるのだろう」と、これまでとは少し書き方を変えて試行錯誤中だったり。
城に置いてある作品は短いですし、直そうと思えばすぐ直せますし、本にする訳でもないので、割と気楽にセフィロスを書いたりしていましたが、この間ボツにした原稿を弟に見せたところ、「これは20代の男って言うより、ニヒリズムの10代にしか見えん」と言われて、「まだ駄目なのかー。このままじゃいかん。きっとこれまで書いたセフィロスは10代モノローグだったに違いない。確かにあの人中身は子供だけど、だからってモノローグを10代にするのは間違ってるだろう」と気を引き締め直した次第です。
しかし難しいですねえ。
悩んでしまって、原稿が遅々として進みません。
だからと言って疎かにはできないので、何とか頑張るつもりですが。
ところで今ふと思ったのですが、外見は若いけどその実お年寄りな魔王達もやっぱり10代にしか書けてないんでしょうか?
妹には『恋に似ていた』を読ませたことがないので(ちょっと身内に読ませるには恥ずかしい内容なものですから(笑))、意見が聞けないんですよね。
でも今書いている原稿は至って健全なので、妹に読んでもらって感想を聞こうと思っています。
二次創作は基本的に下読みをしてもらうことはないのですが(締め切りまで時間がなかったり、内容が内容だったりするので(笑))、今回は「20代を20代に見えるように書く」という「当たり前だろ!」な目標をクリアできているかどうか確かめたいので。
さて、それではそろそろ執筆に戻ることにしましょう。
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