『妖怪アパート』原稿完成
一応規定枚数クリアです。
何故か昔から枚数調整だけはちゃんとできる私。
問題は枚数に見合う内容を書けているかということなのですが、こちらは未だになかなか上手く行きません(笑)。
精進します。
さて、今回の作品ですが、ちょっと思うところあって「原作に描かれていないところを自分なりに埋めていく」という、これまでの二次創作のスタンスとはちょっと違った書き方をしました。
自分が書きたいテーマを最優先にして、時間軸は捻じ曲げるわ、書かれていないキャラまで想像で書くわと、かなり好き放題しております。
あまりにスタンスが違いすぎて、戸惑う方もいらっしゃるかも知れませんね。
実は以前、暁臣(私の実の弟です)に、「お前の二次創作はオフィシャルで同じエピソードをやられたら、忽ち存在意義を失うんだから、もっと二次創作として意義のある作品を書いたらどうだ」と言われたことがあります。
その時は暁臣の言いたいことがよくわからず、「二次創作っていうのは、基本的に他人の権利を侵害した、本来存在しちゃいけない作品なんだから、存在意義も何もないだろう」と言って沈黙させてしまったのですが、今なら何となく暁臣の言わんとしたことがわかります。
きっと暁臣は「たとえ二次創作でも、お前らしい、お前にしか書けないものを書け」と言いたかったのでしょうね。
私がそのことに気付けたのは、今回の作品のテーマがオリジナルで使おうと温めていたものだったからです。
おかげで二次創作とはいえ、自信を持って自分の作品だと言えるものになったと思います。
ですが、やはりまだまだ力不足なので、いつかまたオリジナルで今回のテーマに挑んでみたいですね。
そんな発展途上な作品ですが、興味のある方は是非Linnさんの本をお求めになってみて下さい。
それでは。
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