ビーストウォーズ

GYAOさんで『 ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』が （多分期間限定で）無料配信されていまして、毎週の楽しみになっています。

カナダで製作された全編CGのロボットアニメで、ロボットのおもちゃで喜んで遊ぶような子供達向けの作品ですが、吹き替えのせいもあるのか、「まだ少し時間があるな。笑って埋めるか。わーはっはっは！」なんて声優さん達のアドリブが多くて面白いですよ（笑）。

「 しまった！『ビーストウォーズメタルス』なのに、真面目に予告しちゃったよ！」なんて台詞が予告で飛び出すくらいはっちゃけた作品なので、大人が見ても結構楽しめます。

『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の続編なのですが、本国でも放送までに間があったのか、続編がすぐには放送されず、別のトランスフォーマーシリーズが放送されたので、ひどくがっかりした記憶がありますね。

なので、続編が放送された時にはかなり嬉しかったです。

多分放送は全部見たと思いますが、もう何年も前のことですから、内容をほとんど忘れていて、毎週新鮮な気持ちで楽しめていますよ。

小さい女の子向けの作品は甘ったる過ぎて、大人になってからは全く見る気になれないのですが、小さい男の子向けの特撮ヒーロー物やロボット物は展開が熱かったり、遊び心満載だったりで、時々思わぬ掘り出し物があっていいですね。

戦いの物語なので、仲間が死んでしまったり、裏切りがあったり、ピンチに追い込まれたりする波乱万丈な展開が続きますから、純粋にストーリーもなかなか面白いです。

ダイナボットさんという口の悪い乱暴キャラがいて、「最初はちょっと怖いな」とあまり好きではなかったのですが、敵のボスにゴールデンディスクという重要アイテムを渡してしまったことをずっと後悔していて、単身敵の中に突っ込んで自分の命と引き換えにディスクを破壊するシーンでは、あまりの格好良さに好感度が急上昇しました。

いつも喧嘩ばかりしていた仲間に「俺達、いいコンビだったよな」と声を掛け、駆け付けてくれた仲間達全員に「ありがとう」と言い残して消えてしまった時には思わずジーンと来ましたね。

昔からツンデレに弱い私です。

ちなみにこの作品、声優さんが豪華キャストで、私が見始めたきっかけもそれでした（笑）。

特に某ラジオでキン肉マン役等で有名な神谷明さんがアドリブやらせたら、この人より上手い人はいない」と語っていた千葉繁さん（デストロン役）の茶目っ気たっぷりの演技は必聴ですよ！

ある程度声優さんに詳しい方なら、その演技を聞くためだけにでも見る価値がある作品ではなかろうかと思います。