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お前という存在はその程度だったのか!

「お前という存在はその程度だったのか!」――これは、「ゼノサーガ エピソード1 力への意志」で、アルベドさんというお兄さんが言った言葉です。
「お前はその程度だったのか!」ではなく、「お前という存在はその程度だったのか!」と言う辺りが高橋さん(エピソード1の監督兼脚本家さん)らしくて素敵です。

この言葉があったからこそ、私はどうにか神と魔王の(精神的)絡みを書き上げることができました。

途中で「もう駄目だ!やっぱり私には無理だ!」と何度も思いましたが、その度にこの言葉を思い出すと猛烈に闘争心が湧いてきて、「ざけんな!今に見てやがれ!」と頑張れたのです(笑)。

アルベドさん、高橋さん、素晴らしくムカつく台詞をありがとうございます。

おかげでエベレストは無理でも、公園の砂場のお山くらいの盛り上がりは作れた気がします。

ただの錯覚かも知れませんが(笑)。




そうそう、ALI PROJECTさんの「亡国覚醒カタルシス」にも大いに助けられました。

初めは「禁じられた遊び」をかけていたのですが、「何か違うな」と間もなく「聖少女領域」に変更。

それでも集中できなかったので、最終的に「亡国覚醒カタルシス」(オーケストラバージョン)に落ち着きました。

やはり魔王にはオーケストラがいいようです。

オーケストラと言えば、「ゼノサーガ エピソード1 力への意志」のサウンドトラックもオーケストラの曲が多くていいですね。
 
作品にぴったりで、尚且つ神の存在を感じさせられる壮大さが素晴らしいです。

特に「Battle」という戦闘時に流れる曲がとても魔王っぽくて、あの曲を聞くといつも戦っている魔王のイメージが湧いてきます。

なので、私の中で「Battle」は魔王のテーマ曲です。

「亡国覚醒カタルシス」は、魔王のテーマソングと言うよりは、大いなる存在と官能的な世界を想起させてくれるお役立ちソングですね。

「口移しの快楽(けらく)」とか「恍惚の先にはまだ君がいる」とか色っぽい歌詞を何度も頭の中でリフレインしながら書いたのですが、筆力が足りないせいであまり雰囲気が出ていない気がします。

何しろ奴らは虚数体。

「誰々は誰々のどこにどういう風に触った」といった風な描写で安易にセクシャルさを出すことができないので、純粋に心理描写だけで色気を出し、ぐいぐいと高みへ上がっていかなくてはならないのです。

しかも虚数体がどんな風に心を重ねるのかを、自分で考えなくてはなりません。

出来はともかく、文章力と想像力の限界に挑んだのは間違いないので、書いた後には妙な達成感がありましたね(笑)。

ですがまだまだ目指す出来には程遠いので、これからも努力を怠らずに頑張ろうと思います。






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