スパコミに行って来ました 2
お二人共可愛らしくて、とても面白い方です。
道中電車に揺られながらいろいろとおしゃべりしている内に名前の話題になり、Linnさんが普段私を「嬢」と呼んでいることをお話しました。
ちなみに「嬢」というのは、私の高校時代の渾名で、なおかつ生まれて初めての渾名です。
高校の時、掃除に行くのを忘れたことがありまして「柳田嬢はどこ行った?」と先生が言ったことがきっかけで、「嬢」と呼ばれるようになりました。
別に「お嬢様」だからという訳ではありません。
小学校の時などは、私のことをそんな風に誤解している子もいたようですが(笑)。
新田さん達はこの「嬢」という響きをいたく気に入って下さったようで、「嬢」と呼ばれるようになりました。
結構気に入っている渾名なので、嬉しいです。
そうこうする内、無事に東京国際展示場――通称ビッグサイトに到着しました。
サークル証を忘れるようなこともなく、本が郵便事故で届いてないというようなこともなく、無事にイベントの開始時間を迎えられました。
Linnさんの個人誌と合同誌が置かれたスペースの端を借りて、私も無料配布本を置かせて頂きました。
ちなみに表紙は『妖怪アパート』の龍さんコスをした魔王です。
千晶先生や夕士君の絵にしようかと思ったのですが、せっかくなので魔王を宣伝してみました。
髪やスーツはデータ上灰色だったのですが、プリンタで出力したら何故か緑色になってしまい、気色の悪い絵になってしまいましたが(笑)。
この場を借りて、私の本を持って行って下さった皆さんに、心より御礼申し上げます。
素敵な差し入れを下さった「両酔トランキナイザー」の結月涙さん、オレンジジャックさん、「秘密アパート」の統 織(みすまる はとり)さん、隠 幽(なばり さやか)さんにも、深く御礼申し上げます。
Linnさんの本の売れ行きはとても良く、特に合同誌は飛ぶように売れていましたね。
私も一冊頂きましたが、面白かったですよ。
でも自分が寄稿したLinnさんの個人誌は頂けませんでした。
見本誌を見せてもらおうとしたら、「内容が凄すぎて見せられない」とのこと。
一体どんなお話だったのでしょう。
気になります。
お読みになった方、こっそり教えて頂けると嬉しいです(おい)。
かくして時間はあっという間に流れ流れて、会場から撤収です。
オフ会があるので、新田さん、佐野さん、統さん、隠さん、Linnさん、私と、行きよりも人数が増えていました。
電車を待っている間にお酒の話になったのですが、私やLinnさんは割とお酒に強く、自分の限界というものがわかりません。
「一度お酒に呑まれてみたいですね」と言ったら、
「男らしい!」
というお言葉を頂きました。
どんどん女から遠ざかっているようです、私(笑)。
そうこうする内にカラオケ屋さんに到着し、オフ会という名のカラオケ大会が始まりました。
じゃんけんで歌う順番を決めたのですが、私は物の見事に負けてしまい、トップバッターとなりました。
一番最初と言うことで何を歌うか悩んだのですが、迷った末に出た結論は、
「檄!帝国華撃団」。
かの有名ゲーム「サクラ大戦」のテーマソングです。
Linnさんには「いきなり飛ばすなー」と言われました(笑)。
だって、多分みんなが知ってて、なおかつ自分が歌えるノリのいい曲って咄嗟にそれしか思い付かなかったんですよ。
ちなみにこの歌、歌の間に「わたしたち、正義のために戦います。云々かんぬん」と台詞が入ります。
勿論ちゃんと台詞も言いましたよ、ええ。
私、昔声優さんになりたかったもので、それはもうノリノリでした。
そして皆さんは笑っていました(笑)。
いいんです、皆さんが楽しんで下さればそれでいいんです・・・(哀愁)。
しかし、皆さん歌お上手ですね。
Linnさんが上手いのはいつものことですが、男の人みたいなかっこいい声で歌う統さんに、アイドル声優さんみたいな可愛い声で歌う隠さん(特にALI PROJECTさんの「聖少女領域」が可愛かったです)、メイドソングが可愛い佐野さん。
中でも新田さんは、目が点になるくらいのすごい声量で、プロみたいでした。
すみません、ジャイアンな私で(反省)。
さて、カラオケの後は二次会です。
統さんと隠さんは、お店の近くでさよならでした。
道案内して下さってありがとうございました。
二次会の会場は「オペラハウスの魔法使い」という、一風変わったお店でした。
何が変わっているかというと、全部です。
天井にはシャンデリア!
椅子やクッションがファンタジーに出てくるようなデザイン!
BGMはオペラ!
ウエイトレスさんはメイドさん!(私は見られませんでしたが、ギャルソン風のウェイターさんもいらしたそうです)
注文するのが恥ずかしい名前のメニュー!(「野獣の呪いを解く 魔法のバラ」など)
一度行ったら忘れられないお店でした(笑)。
お料理もおいしく、特に「ご主人様のわがままパルフェ」が気に入りましたね。
これはケーキやアイスなど好きなものを選択肢の中から選んで、そのわがままの通りにパフェを作ってもらうという、ちょっと変わった趣向のデザートなのですが、ボリュームもあって大満足でした。
さて、お腹が膨れたところで三次会のカラオケに突入です。
「まだ歌うのかよ!」と思ったそのこあなた、歌うんです(笑)。
しかも二時間も歌ってしまいました。
三次会のカラオケ屋さんもちょっと変わったお店で、階によって内装が和風だったりオリエンタル風だったりと様々に変わるらしいのですが、私達が行った階はどうやらオリエンタル風だったようです。
またもや問題となったのが歌う順番でしたが、私先程のカラオケでは一番だったので、「今度は一番以外がいい」ということで、先程とは逆の順番で回るということになりました。
かくして先陣を切ってマイクを握ったLinnさんは、声出しの一曲の後(だったような気がします)「裏長谷ソング」と名付けた歌を魂を込めて熱唱。
声の限り叫んでました。
そして「明日のジョー」のラストシーンのように、真っ白に燃え尽きたLinnさん。
お疲れ様です。
ですが今回一番の盛り上がりを見せたのは、佐野さんが歌った「日本ブレイク工業社歌」でした。
その名の通り、「日本ブレイク工業」という会社の社歌です。
「家を壊すぜ!橋を壊すぜ!ビルを壊すぜ!東へ西へ」というような歌詞が大真面目に出てきます。
しかも、歌の合間に台詞も入ります。
「エアーマン出動!」とか、もう意味がわかりません。
佐野さん達は既に免疫ができているようでしたが、初めて聞いた私とLinnさんは手を叩いて大爆笑!
いやー、実に結構なものを聞かせて頂きましたね、はい。
機会があれば、この次も参加したいです。
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